【JPA】ずっと、こんな養成講座を作りたかった(大橋)

【JPA】ずっと、こんな養成講座を作りたかった(大橋)

こんにちは。

日本ピアカウンセリングアカデミー(JPA)で
教頭を務めております、大橋です。

今回は、我々がまさに寝食を忘れるほどの情熱で作り上げた

【オンラインピアカウンセラー養成講座】

について、講座制作者サイドの思いや、裏話を書いてみます。

せっかく高い能力があるのに
障がいが物理的なハードルになっていて
就職はおろか、部屋から出ることすらままならない。

そんな人達がたくさんいることを
佐藤さんや松元さんを通して知りました。

そもそも
佐藤さんや松元さんが代表的なモデルだったわけですが

まさに

「彼らがオンラインのピアカウンセラーになったら素晴らしい
世の中に変えられる!」

ということを、僕と門嶋は確信したのです。

ビジネスうんぬんはもちろんですが
それ以前に

「もっと多くの人に活躍してもらえるように
僕らが仕組みを整えよう!」

となったのは自然な流れだったと言えるでしょう。

ピアカウンセラーなら

「相談者と同じ境遇であること」

そのものが強みになります。

そう、障がいを持った方は
既にスタートラインから有利な位置にいらっしゃるわけです。

個人的にも
ピアカウンセリングについては以前からずっと興味があり
いつか体系的にまとめたいと思っていましたから
タイミング的にもバッチリでした。

受講する皆さんにとって心理系の知識が全くなくても

楽しみながら自信を持って
最後まで受講できるようにするにはどうすれば良いか、を

全員で知恵を絞り、考え抜きました。

常にその基本を忘れないように気をつけながら
カリキュラム作りに没頭していったのですが
他にも重視したポイントはたくさんあります。

特に、

「即戦力になれるよう、実習を中心にする!」

ということは、絶対に外せない要素でした。

通信講座など、座学が中心のものが多いこの業界ですが、
はっきり言って、知識があることと
実践できることは全くの別モノです。

人の話を聴くお仕事であるにも関わらず
知識偏重などありえません。

実習中心のカリキュラムでないと
現場では全く役に立ちませんし、
そもそも知識を詰め込む教育では
あっという間に忘れてしまうんですね。

さらに、

「専門用語は必要最小限にして、とにかく分かりやすくする!」

ということにも気を配りました。

専門用語を振りかざせば振りかざすほど
難解な講座になってしまうでしょう。

そもそも覚えにくいので
受講生にとって苦痛となる可能性も高いと思っています。

もちろん我々の養成講座でも
「外せない専門用語」はどうしてもあるのですが、
解説をとにかく噛み砕いて、かつ実例を交えて
理解しやすくなるように工夫しました。

僕の短所は

「人を愛しすぎること」だと

良く言われてしまうのですが(えー)、
こうして出来上がった内容を振り返ると
まさに「愛が溢れんばかりの講座」に
なったのではないかと自負しています。

それでも正直、

「大丈夫だろうか」

と不安な気持ちがあったことも事実です。

全10回に収まるよう
ギュギュギュっとエッセンスを凝縮しまくった講座ですから、

「果たしてこの2人は最後まで
ネを上げずについてこれるだろうか・・」

という懸念を実は常に持っていたんです(笑)。

その不安は、結果的に杞憂に終わりました。

それどころか、佐藤さんも松元さんも、
全てのカリキュラムを終えた段階で
想像以上に満足されていたのです。

このあたりは、また次回に触れますね。

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