【JPA】カウンセリングは何となく知ってるけど、ピアって何?(佐藤)

【JPA】カウンセリングは何となく知ってるけど、ピアって何?(佐藤)

こんにちは!
日本ピアカウンセリングアカデミー校長の佐藤です。

リレー形式のブログ投稿も今回で5回目ということで、JPAメンバー全員のことを少しは分かっていただけたかと思います。

途中で美術講師(仮)とか、給食のおじさん(仮)みたいに
変わった肩書の者もいたかとは思いますが
あまり気にしないでくださいね!

これまでの話の中ではJPAメンバーそれぞれの第一印象について
お話させて頂いてきたわけですが、
今回からは我々JPAメンバーが
6月11日(水)よりサービスの提供を開始する予定の

【オンラインピアカウンセラー養成講座】

についてご紹介させて頂きます。

ところで皆さま、突然ですが、
「ピアカウンセリング」という言葉をご存知でしょうか。

おそらく「カウンセリングは何となくわかるけど、ピアって何?」
と思われている方も多いのではないでしょうか。

ピアカウンセリング(Peer Counseling)のピアは、
仲間という意味です。

同じ悩みや障がいをもつ仲間、当事者同士で話をし、
悩みや障がいをその人自身で克服できるようにサポートする
カウンセリングのことです。

悩みや障がいを持つ人のことは
同じ悩みや障がいを持つ者が一番よく理解できるという概念から
ピアカウンセリングはこの世に誕生しています。

ピアカウンセリングにおいては
自分自身の経験・体験を資源とし、
ピアカウンセラーは、同じ悩みを共有する
仲間として心の痛みを分かちあい、
最終的には相談者自身が自分の力で
問題に立ち向かえるようにサポートしていきます。

そして、我々JPAでは、
そんなピアカウンセリングという社会的意義の高い仕事を
より多くの方に知っていただくことはもちろん、
Skypeやハングアウトといったオンラインの
テレビ電話サービスを融合させることで、
在宅で過ごすことを余儀なくされている重度障がい者に
革命的な“就労機会の創造”を巻き起こすことを実現します。

初めて大橋代表と出会い、
その後、両社取締役を巻き込んだ週1度の定例Skypeミーティング。

テレビ電話によるメンタルケア専門会社と、
重度障がい者雇用に取り組んでいる会社が協業することで
生み出すことができるサービスというのを
お互いの持ち札を寄せ合って考え、そして、弾き出した答えが

【オンラインピアカウンセラー養成講座】

なのです。

ちなみにSkypeやGoogleハングアウトを使って講義を行うので
「オンライン」という言葉がついた講座名になります。

正式サービスを開始するにあたり、
実は、僕も松元美術講師(仮)と一緒に
第0期生として実際に2ヶ月間受講させていただきました。

正直、最初は
「カウンセリング? 難しそうだな」と思っていました。

私は人前で話すのが大の苦手なので、
苦手意識を克服できれば良いなと思っての参加でした。

当然のことながら、
ピアカウンセリングというものに触れるのは今回が初めてでしたので、
「きっと別世界のような感覚になるんだろうな」とか思っていました。

しかし、講座を進めていくうちに
それは全くもって大きな勘違いなのだと気付きました。

それはカリキュラム前半部分の座学で学んだ内容を
後半部分のロールプレイングを通して実践していくと
何気ない相手との会話が以前よりもスムーズに続くんですよね。

なんていうか、
不思議と相手の感情がスッと伝わって来るおかげで
相手の感情の汲み取りがしやすくなり
ロールプレイング以外の日常生活でも
コミュニケーションが前にも増して楽しくなりました。

また、コミュニケーションの傾聴技法もそうですが、
自分の思いの確認、話すことの大切さを改めて感じ、
人と繋がりコミュニケーションを取ることで、
自分の考え方や価値観の横幅がより広がった感じさえしました。

それに、大橋教頭の講義が非常に分かりやすく、
全体を通して、最後まで飽きることなく楽しく学びきることができました。

ピアカウンセリングというのを全く知らなった僕でも
専門用語を噛み砕いて説明してくれ
ちょっとした疑問にも丁寧に受け答えしてもらえたのが
本当にうれしく、最後まで楽しんでできた理由の1つと思います。

障がいというバリアをバリアとして捉えるのではなく、
逆に、そのバリアを強み(その人しか持っていない経験・体験)として捉えるという視点。

受講後、ピアカウンセラーとして
在宅就労のきっかけにつながる点においても
JPA主催の【オンラインピアカウンセラー養成講座】は
まさに革命的サービスだと思います。

1期生の受講には僕自身も復習も兼ねて
参加させていただく予定ですので、
どうぞよろしくお願いいたします!

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