【JPA】最初は「寝たきりのアフィリエイター」だと思っていた(大橋)

【JPA】最初は「寝たきりのアフィリエイター」だと思っていた(大橋)

こんにちは。

日本ピアカウンセリングアカデミー(JPA)で
教頭を務めます、大橋です。

まさか自分が教頭と呼ばれる立場になろうとは。。
人生は面白いものですね。

今回は、校長に就任した
佐藤さん(株式会社仙拓の代表取締役)との出会いについて
書きたいと思います。

既に前回、佐藤さんが書いているわけですが、
ここでは僕から見た印象や、
当時の気持ちなどをお伝えしていきますね。

株式会社仙拓の佐藤社長から
twitterのフォローをされた時点では

実は「ああ、よくある
“アフィリエイトで1日100万くらい稼いでますイエーイ”
っていうナメた連中か・・」
くらいにしか思っていませんでした。本当にすみません。

だって、twitterのプロフィールをチラっと見たら、
「Webサイト制作会社の寝たきり社長してます」
とか書いてあるんですもん。

普通は
「あー、はいはい。よくある“在宅で寝ながら、
アフィリエイトで1日100万くらい稼いでますイエーイ”
っていうナメた連中か・・」って思うじゃないですか。

そんな第一印象だったので、
「一応カタチだけ相互フォローしておくけど、、
まぁ自分とは接点無いし、関係ないな」という気持ちでした。

ところが。ところが、です。

その「寝たきりアフィリエイター」から、
ほどなくして、なんとDMが届くわけです。

それでも
「ああ、どうせ“1日100万稼ぐ方法教えましょうか?イエーイ”
とか書いてあるんでしょ?」
とか思いつつも開いてみると。。

そこには本当に真面目な文体の、
真面目なメッセージが書かれていたのです。

「弊社は重度障がい者雇用に力を入れている会社なのですが、
見守りサービスって重度障がい者に最適な業務だと思うんです。」

アフィリエイターじゃありませんでした。
イエーイとかヒトコトも入ってませんでした。
さすがにモニターを二度見しましたよ。

「重度障がい者・・
そうか、寝たきりってのはそういうことだったのか。。」と
海よりも深く反省したのは言うまでもありません。

アフィリエイターだなんてゆってごめんなさい。。

そして、ちゃんとtwitterのプロフィールを見直してみれば、
なんと本まで出しているとのこと。

自分がハタチくらいの頃は、
本を出すなんて考えてもいませんでしたからね。。

早速、彼の書いた
「働く、ということ ~十九歳で社長になった重度障がい者の物語~」を
入手し、強烈な半生が綴られた内容に圧倒されながら一気に読みました。

彼は、そして彼の作った会社は、
キレイ事ばかり並べているような、
そこらへんの凡百の団体とはワケが違うなと直感しました。

なにしろ、自らの障がいを逆手にとり、
メディアを上手に活用する術を持っていたのです。

そして、文章がやたら老成していることにも非常に驚きました(笑)。

「参った。とんでもない人と知り合ってしまった気がする。。」
「それより、ほんとに22歳なんだろうか。。」

そんな嬉しいような不安なような複雑な思いと同時に、
なんだかものすごい未来が待っているような気持ちになったのです。

いい表現が見当たらないのですが、
なんとなくウマが合いそうな気がしました。

佐藤さんもそうだったのでしょう。

どちらからともなく
「とにかく一度、ちゃんと話をしたいですね」ということで、
その数日後、早くも僕と佐藤さんはSkype(テレビ電話)で
顔を合わせることになります。

Skypeでカウンセリングしたり
自社サービスの説明をしたりは
日常茶飯事ですのでもちろん慣れてはいました。

でも重度障がい者の方とお話する機会は
これまで無かったので、
その点だけが正直、少しだけ不安でした。

でも、カメラの向こうの佐藤さんは
喋り方がしっかりしていて、
とても話しやすかったのです。

おかげで、すぐに打ち解けることができ、
ほっとしたのを覚えています。

それに、何か質問を投げてもきちんと理解して
的確な返答をしてくれる佐藤さんに対して、
信頼できる人だなと感じました。

いつしか、障がい者であることも、
自分より1回り以上(!)年下であることも、
忘れてしまっていたほどです。

1時間近くにおよぶSkypeでの会話が終わった後、
すぐさま取締役の門嶋に連絡し
「とにかくすごい若者と出会った。
一緒に何かやれば、きっと面白いことになる!」と
自分としては珍しく、少し興奮気味に伝えました。

そして、我々が使っている
グループウェア「サイボウズlive」で
僕が書き込んだ内容を抜粋します(原文ママ)。

> ■話した印象
> 22歳とは思えない落ち着き&言葉遣い&礼儀正しさでした。
> 彼は大物になりそうな予感がします(笑)。

すべては、この奇跡的な出会いから始まりました。

そして、その翌週からは両社の取締役を巻き込んだ、
怒涛の3ヶ月間がスタートするのです。

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